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思わず見とれてしまうような、やさしい表情をたたえたステンドグラス。光が差し込むたびに、静かに息づくようなぬくもりが伝わってきます。

目を引くのは、上部に描かれたハートのようなモチーフ。ふたつの円が重なり合う、どこかロマンティックなフォルムは、空間にそっとやさしさを添えてくれますね。
中央には淡いグリーンの菱形ガラスがきらりと輝き、まわりを囲むように配された凹凸ガラスが光を美しく受け止めて、時間帯や天気によっても表情を変えてくれるのが魅力です。
さらに、両サイドにはゴールドにきらめく縦のライン。控えめながらも印象的なこの輝きが、全体の印象をぐっと上品に引き締めてくれています。
真ん中から下へと続くデザインは、直線とアーチがリズミカルに組み合わされた幾何学模様。やさしさの中にスタイリッシュな雰囲気も感じられて、シンメトリーな構成が空間にきちんと感を添えてくれます。

落ち着いた色合いと端正なデザインは、クラシカルな空間にはもちろん、モダンインテリアのアクセントとしてもぴったり。
窓辺に立てかけて光の移ろいを楽しんだり、ドアや壁に埋め込んで、暮らしの中に静かな彩りを取り入れるのも素敵ですね。

サイズ/ 枠外寸：幅40.5x高さ86x奥行2.3(cm)　枠内寸：幅79.5x高さ34(cm)
年　代/ 1930年代【イギリス】
材　質/ ガラス

 

質感の異なるガラスが織りなす、奥深い美しさ。
粒状のガラスがきらめきを添える部分やすりガラスのような部分など、見る角度や時間帯によって異なる表情を楽しめます。
 

ケーム（鉛線）に収められたガラスをよく眺めると、それぞれ異なる表情をしています。職人の手で、ぴったりの場所に、いちばんしっくりくる素材が選ばれているのが伝わってきます。
決して派手ではないけれど、心に残る美しさ。
静かな存在感が、空間にそっと寄り添ってくれそうですね。
 

上下どちらを上にしても違和感がなく、お好みの構図でお楽しみいただけます。
 

中世のころまで、ステンドグラスはごく限られた教会や貴族のもの。とても贅沢な装飾品でした。
19世紀になるとガラスの生産が機械化され、ぐっと身近な存在になり、経済的にゆとりが生まれた商店や一般家庭でも、ステンドグラスが広く取り入れられるようになりました。

時代とともに、そのデザインも変化していきます。たとえば、植物や曲線をたっぷり使ったやさしい雰囲気の「アール・ヌーヴォー」。また、すっきりとした幾何学模様や直線で構成された「アール・デコ」。
その時代ならではの美意識が、ステンドグラスの中にも息づいています。
今も昔も、人々の暮らしに光と彩りをそっと添えてくれる存在ですね。
 

同じ光でも、見る角度によって表情が変わるのがステンドグラスの面白さ。
いろんな方向から眺めたくなってしまいすね！
 

表と裏でガラスの凹凸の出方が少し異なります。
窓として使用される場合は、凹凸の少ない面を外側にすることで、外気の汚れが付きにくく、お手入れもスムーズです。
内側に向けた凹凸面が光をやわらかく乱反射させ、室内に心地よい陰影をもたらしてくれます。
 

アンティークのステンドグラスは、当時の職人によって一枚ずつ手作りされたもの。
そのため、製造時にできた気泡やシワ、経年による細かなキズなどが見られることがありますが、どれも長い時を経てきた証。その風合いも、アンティークならではの魅力のひとつです。

当社では、長くご愛用いただけるよう、ガラスの割れやケーム（鉛線）のチェック・補修、クリーニングを丁寧に行っていますので、枠を外してリフォーム等にもお使いいただけます。
 

高さはフレームを含めて86センチあります。建物に組み込むほか、飾る際にはしっかり固定すると安心です。
 

いつまでも色褪せることのない美しさを持つステンドグラス。
そんな特別な一枚を、暮らしのシーンに取り入れてみませんか♪
光とともに、毎日が少しだけ豊かに感じられるはずです。
 

【ご注意ください】
※アンティークやヴィンテージは1点ものです。SOLDになった時点で同じものはござませんので、予めご了承下さい。
※この商品は店頭でも同時に販売しておりますので、ご注文された時にすでに在庫がなくなっていることがあります。予めご了承ください。