Details 商品詳細

大きな翼をたたえ、優美な姿で枝にとまるオウムを描いた一枚。繊細な羽毛のタッチや瑞々しい色彩の背景が、自然の息吹を感じさせながらも、室内を一瞬で華やかに彩ってくれます。南国の鳥ならではのエキゾチックな雰囲気は、どこか非日常的な開放感をもたらし、リビングやダイニングを明るい空気で包み込んでくれそうです。

額縁に収められた作品は、シンプルな壁面にも映え、インテリア全体を引き締めるアクセントに。落ち着いたクラシカルな雰囲気を持ちながらも、現代の空間にすっと溶け込むのも魅力です。観葉植物や花々と一緒に飾れば、まるで小さな温室を切り取ったような豊かな世界観が生まれ、眺めるたびに心がやわらぎます。

アートとしての価値だけでなく、暮らしに潤いを与えるインテリアアイテムとして、日常の中で楽しんでみませんか？

サイズ/ 幅32x高さ41x奥行2.2(cm)
年　代/ 1869-1876年代
材　質/ 技法：石版画手彩色
メーカー/ ライデン刊

 

観葉植物や花と並べると、いっそう自然の彩りが引き立ちます。
 

斜めから眺めると、黒のフレームと淡いマットのコントラストが際立って、作品全体がより立体的に映ります。
 

落ち着いた色調でまとめられているので、お部屋のカラーコーディネートを損ねず、すっと馴染んでくれるのも魅力。主張しすぎない上品さが、長く楽しめるポイントです。
 

額縁の角に刻まれた小さな装飾は、機械的な均一さではなく、どこか手仕事の温もりを感じさせる味わい。時を経たからこそ生まれる風合いが作品全体に奥行きを与え、ただのフレーム以上の存在感を放っています。
 

細やかな羽毛の表現や、柔らかく色づいた葉の描写に思わず見入ってしまうほど。まるで今にも羽ばたきそうな生命感が宿っていて、時代を超えて伝わる技術と感性の高さを実感できます。
 

下部に記された『De witte kakatoe（白いオウム）』の文字が、作品全体にアンティークらしい味わいも。博物学の本を切り取ったような雰囲気が漂い、お部屋に知的でクラシカルな空気感をもたらしてくれますよ。
 

「J.G. Keulemans ad nat.（ヨハネス・ゲラルドゥス・キューレマンス）」による署名入り図版。自然観察に基づいて描いたことを意味します。署名からも、当時の博物学へのまなざしが感じられますね。
 

隅に刻まれた「P.W.M. Trap exc.」の文字は、この作品がライデンの版元トラップ社から制作された正規の一枚であることを物語っています。
 

裏面にはしっかりと紐が付いているので、すぐに飾っていただけます。
 

年代：1869から1876年
国名：オランダ・ライデン刊
著者：John Gerrard Keulemans（ジョン・ジェラード・キューレマンス）
画師：John Gerrard Keulemans
版画師：P.W.M. Trap
技法：石版画手彩色

ジョン・ジェラード・キューレマンス（1842年6月8日?1912年2月29日）は、オランダに生まれ、生涯のほとんどをイギリスで過ごした鳥類画家です。生涯に数多くの鳥類図譜を手がけ、19世紀後半から20世紀初頭にかけて最も人気のあった鳥類画家の一人として知られています。

「家庭の身近な鳥（Onze Vogels in huis en tuin）」は、1869年から1876年にかけてライデンのP.W.M.トラップ社から全3巻として刊行されたシリーズで、約80羽のさまざまな鳥が描かれています。身近な鳥たちを親しみやすく、かつ正確に表現しており、鳥類画としての芸術的価値と同時に、当時の家庭や庭園での自然観察の関心を伝えるものとなっています。

繊細で写実的な描写と、温かみのある手彩色が魅力の作品集です。
 

【ご注意ください】
※アンティークやヴィンテージは1点ものです。SOLDになった時点で同じものはござませんので、予めご了承下さい。
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