Details 商品詳細

やさしく咲くミモザの花をまとった、CARLTONWARE（カールトンウェア）のマグカップ。
丸みのあるふっくらとしたシルエットに、たおやかな枝ぶりとふんわりとした花の表情が、どこかノスタルジックであたたかな印象を与えてくれます。

ミモザの黄色は、まるで春の日差しを映したように明るく、それでいて派手すぎず、繊細な線描で丁寧に描かれた花芯や葉が全体をやさしく引き締めています。
白地の陶肌に映える植物画は、自然への敬意や、穏やかな時間を大切にする英国陶器らしい魅力にあふれています。
こちらはCARLTONWAREのTRADE MARKシリーズのひとつ、「Mimosa（ミモザ）」です。

ディスプレイとして楽しむのはもちろん、草花が好きな方や、ナチュラルテイストのインテリアに惹かれる方にもおすすめ。
手のひらにすっぽりおさまるサイズ感と愛らしいフォルムが、そっと心を和ませてくれますよ。

サイズ/ 幅9.5x高さ7.5x奥行7(cm)
年　代/ 1952-1962年代
材　質/ 陶器
メーカー/ CARLTONWARE（カールトンウェア）

 

今回は、同じ「Mimosa」シリーズのプレートもあわせて入荷しています。
セットで楽しむことで、より統一感のあるやさしい空間づくりができますよ。
 

黄色いミモザの花がふんわりと咲いた、あたたかみのあるマグ。
やさしい色合いと素朴な風合いが、そっと心をほどいてくれそうです。
 

ふちにカケもなく、つややかな美しさが保たれています。
 

CARLTON WARE（カールトンウェア）は、1890年創業のイギリスの陶磁器ブランドで、その魅力は何といっても「遊び心」と「品のよさ」を兼ね備えた独自のデザインにあります。

華やかでありながらも洗練された絵柄、そして時代ごとの流行を柔軟に取り入れた意匠は、実用性だけでなくアートとしての価値も高く、コレクターの心を長くつかんで離しません。特に植物や果物など自然をモチーフにしたパターンが多く、見ているだけで季節の移ろいや豊かな自然を感じることができます。

また、シリーズごとに異なる表情を見せてくれるのも魅力のひとつ。愛らしいものからエレガントなものまで幅広く揃っているため、好みに合わせて楽しめるのも嬉しいところです。
 

CARLTON WARE（カールトンウェア）のバックスタンプがついてます。
「MADE IN ENGLAND “TRADE MARK”」の表記から、1952年代から62年代頃の製造と推定されます。
この時期は、より日常使いに適したデザインやフォルムが多く登場した時代。ミモザのように親しみやすく、暮らしに溶け込むパターンが豊富に展開されていました。

このサインもまた、ヴィンテージ陶器を楽しむうえでのひとつの魅力。歴史や時代背景に想いを馳せながら、お気に入りの器を愛でる時間は格別です。
 

【CARLTON WARE Ltd.】
1890年にJames Frederick WiltshawとWilliam Herbert Robinson、James Alcock Robinsonによって、「Wiltshaw and Robinson」という名前で創業。その後、1958年に「CARLTON WARE Ltd.」となりました。
同社は、葉や果物を模った食器やギネスビールのセラミックオオハシなどの販促用のアイテムを作っていたことで有名です。
また、1920年代から1930年代にかけては、ハイクオリティのアールデコ様式の手描きの陶器を生産し、1950年代以降は多種多様なシリーズを発表するなど、高いデザイン性と妥協の無い仕事ぶりで、一貫して高水準の陶磁器を世に送り出してきたことで知られています。
1992年に一度廃業しましたが、1997年に「Carlton Ware」のブランド名は復活し、販促用のアイテムを製造しているそうです。
 

【ご注意ください】
※アンティークやヴィンテージは1点ものです。SOLDになった時点で同じものはござませんので、予めご了承下さい。
※この商品は店頭でも同時に販売しておりますので、ご注文された時にすでに在庫がなくなっていることがあります。予めご了承ください。