Details 商品詳細

まるで舞踏会へ向かう途中の貴婦人のよう！
エレガントな白磁にシルバーのラインが凛と映える、ザクセン磁器の小物入れです。手にした扇子やドレープの装飾には、丁寧な手仕事の温もりが宿っています。

蓋を開ければ、つるんとなめらかな釉薬の艶が美しく、キャンディやアクセサリーはもちろん、綿棒やコットンなどの化粧小物の収納にもぴったり。何気ない時間も、心がきらめくような瞬間に変えてくれそうですね。

フランス・パリの名工房、BOURGEOIS. GARA-PICHARD & Cie（ブルジョワ・ガラ＝ピシャール） によるインポートアイテム。優雅な佇まいは、ヨーロッパのサロン文化を映し出すかのようです。

ドレッサーやキャビネットの上にそっと添えて、日常に小さなときめきを散りばめてみてください♪

サイズ/ 幅13x高さ18.5x奥行6.5(cm)
年　代/ 1918年代
材　質/ 磁器
メーカー/ Bourgeois-Gara-Pichard
生産国/ フランス

そっと扇子を口元に添えて微笑む姿に、上品な気品が漂います。白とシルバーの洗練されたコントラストが、静かな佇まいの中にも、強さを感じさせてくれますね。

お気に入りのティーカップと並べてみるだけで、まるでヨーロッパの小さなサロンのよう。花々の香りを感じるようなディスプレイに、心までふわりと華やぎます。
「今日はどんな雰囲気で飾ろうかな？」
そんなふうに思い巡らせる時間さえ、愛おしくなりますね。

ふわっと広がるスカートに流れるような曲線、繊細に描かれたシルバーの装飾、そしてほんのり微笑む愛らしい表情。
どの角度から見ても抜かりのない美しさに、思わず見惚れてしまいます。手に取るたび、丁寧な手仕事の温もりを感じさせてくれるひと品です。

高く結い上げた髪の曲線、すっと伸びた首筋、そっと扇子を添える手の動きは今にも踊り出しそう。
どこを切り取っても、計算された美しさと優雅な気配が漂います。ドレスの裾にはリズム感のある装飾が施され、フォルム全体にバランスが生きています。

ほんのりと紅をさした頬に、筆で丁寧に描かれた細い眉とやさしいまなざし。扇子を添えたしぐさからは、静けさと気品がにじみ出ています。凛としていながらも、どこかあたたかみのある顔立ちも印象的ですね♪

スカートの裾に沿って描かれた曲線とタッセル風の装飾は、まるで劇場のカーテンを思わせるような優雅さ。ころんと丸みのあるフォルムの中に、小さな遊び心がきらりと光ります。クラシカルなのに、どこかチャーミング。そんなギャップに心をくすぐられてしまいますね！

後ろ姿の一部にうっすらと、時の痕跡のような小さなスポットも。長い年月を経てきた証として、静かにこの小物入れの歴史を物語ってくれているようです。

【収納サイズ（cm）】
幅10×高さ5×奥行5

底面には、フランス・パリの BOURGEOIS. GARA-PICHARD & Cie（ブルジョワ・ガラ＝ピシャール） の印章とともに、「IMPORTE DE SAXE（ザクセンより輸入）」のブルーのスタンプがくっきりと残されています。

この小物入れは、19世紀から20世紀初頭にかけて高品質な磁器を扱っていたブルジョワ・ガラ＝ピシャール社が、ドイツ・ザクセン地方で製造された磁器を選び抜き、パリで販売していた輸入アイテムのひとつ。

経年により底部の縁にはややくすみが見られますが、それもまた時を重ねてきた証。大切に扱われてきた背景がうかがえる、クラシカルな魅力をまとった逸品です。

「IMPORTE DE SAXE（ザクセンより輸入）」の印が示すのは、ドイツ・ザクセン地方で生まれた上質な磁器のこと。ザクセンは、ヨーロッパで初めて硬質磁器の製造に成功した地であり、マイセン磁器をはじめとする名品の産地として知られています。

18世紀初頭から宮廷文化に育まれたその技術と芸術性は、19から20世紀にかけて輸出品としても高く評価され、各国の上流階級の間で愛されました。この小物入れにも、そんなザクセンの誇りと気品が、そっと息づいているように感じられます。

【ご注意ください】
※アンティークやヴィンテージは1点ものです。SOLDになった時点で同じものはござませんので、予めご了承下さい。
※この商品は店頭でも同時に販売しておりますので、ご注文された時にすでに在庫がなくなっていることがあります。予めご了承ください。