モリスの花咲く雑貨たち William Morris Fair
雑貨で手元から華やかに
ティーカップやメガネケース、ポーチ、傘からスマホカバーまで。いつも手にする日用雑貨に、モリスデザインを選んでみませんか?
例えばポーチやメガネケースなども「花柄」だと子どもっぽいような気がして、いつもの私なら無難な無地のものを選んでしまうのだけど、モリスデザインなら大丈夫。
花柄を選んでも、年齢も性別も関係なく、上品に持てるから大好きです。
モリスデザインというと、動物や果実とともに描き込まれる賑やかな草花、艶やかな花々が印象的。
ヨーロッパのインテリアでは壁紙やカーテンなど大きな面積でこそオシャレに映えるエレガントな花柄も、こうやって手に載るほどの小さな雑貨になると、大袈裟にならずにカジュアルに手に取れるから不思議。
我が家のインテリアには「少し取り入れづらいかな?」なんて思っていた大胆な色柄も、眺めて使って、毎日気軽に楽しむことができそうです。
もちろんデザインだけでなく、素材も使い心地も、雑貨選びの大切なポイント。
例えば、こちらは竹繊維などを素材にして作られたタンブラーやスマホカバー。
プラスチックとも紙とも違うサラリとした手触りも心地良い、丈夫なエコ素材なんです。
カラフルなバリエーションは、見ているだけで気分が上がりますね。
「エコ素材ってアースカラーの地味な物ばかり」といったイメージが強かったのだけど、ゴメンナサイ! 私の偏見でした。
これなら友達にも自慢したくなっちゃうかも。
花咲く雑貨を手に取るだけで、心も花色に満たされて、幸せ気分。
暮らしで使えて、可愛くて嬉しい。
手元から華やぐモリスの雑貨は、プレゼントにもピッタリですね。
ジュエリーを身につけるように
大胆で複雑。そして繊細で伸びやかなパターンが連なる、モリスのテキスタイル。
そのデザインは、今でも私達の生活を美しく彩ります。
ヨーロッパのように、モリスの壁紙をインテリアに取り入れたらきっと素敵。
私もとても憧れるのだけど、「ちょっと面倒かな」なんて思い始めると、なかなか踏ん切りがつきません。
だから壁紙については『未来の私』に頑張ってもらうことにして、今はもっと身軽に「ファブリック」で楽しみたいと思っています。
ファブリックを間仕切り用に、小さな窓のカーテンとして。
季節の衣替えに合わせてクッションカバーを新調したり、いつものテーブルにモリスのテーブルクロスやランナーを広げるだけでも、手軽に雰囲気が変わります。
そして、濃いブラウンや黒っぽいアンティーク家具を置いたお部屋は、どうしても暗くなりがち。
そんな場所にはオシャレなアクセントとして、モリスデザインのテーブルランプを点けるのも素敵な演出。
ほのかに浮かび上がるシルエット、シェードの模様が暗さを美しく惹き立てます。
彩りのポイントに、メリハリのある空間作りに。
モリスのデザインは、あくまでも主役を惹き立てるための美しい演出装置。
暮らしの風景がオシャレに、ドラマチックに変わる様子にワクワクしてきちゃう。
クラシックなインテリアはもちろんのこと、スタイリッシュで軽やかなモダンスタイルにも、オシャレな柄を取り入れてみてはいかが?
この心地良さも、ときめくほどの華やぎも、全てはモリスデザインから始まります。
ファッションの仕上げに美しいジュエリーを身につけるように、
インテリアの仕上げにモリスデザインをあしらったインテリア雑貨や家具を飾るように置いて、お部屋に華やぎをプラスしてみませんか。
モリスの愛した自然
ウィリアム・モリス/William Morris(英1834~1896)はアーツ&クラフトを主導したことで知られる思想家・デザイナー(テキスタイル・壁紙デザイナー)です。
彼は自身でデザインした美しい壁紙・家具・ステンドグラス・カーペット等をビジネス展開したり、さらには詩人・作家として書物を出版するなど豊かな感性を持つ多才な人物でした。
The Brookの額装
自然を愛したモリスが描いたのは普遍のデザイン。時代を越え、流行を越え、人の心を捉えて離さない美しさがあります。
ビクトリアンクラフトでは、モリスのファブリックを実際に触れて選べるよう、サンプルを店頭に置いています。
やわらかな風、小川のせせらぎ、小鳥のさえずりや花の香り。
サンプルをめくるたびに、モリスの愛したイギリスの自然が蘇るようです。
当店では、この美しい布地を使ったオーダーメイドも承っているんですよ。
カーテンやベッドカバー(ベッドスプレッド)などから、クッションカバー、そしてソファやチェアの張り替えまで
布選びから縁取りなどの細かいデティールまでこだわって仕上げてまいります。お気軽にスタッフまでご相談ください。
モリスの花咲くインテリアへようこそ
ビクトリアンクラフトでは4月22日から5月14日まで「モリスフェア」を開催します。
モリスの生きた時代から100年以上経った現代でも、変わらずに愛され続けているデザイン達に会いに来ませんか♪
時代に合わせて多少のアレンジを加えても、本質は変わらないし変えない。
譲れない美への哲学は、今もなお、デザインの中に息づいています。
大掛かりな模様替えも本当に素敵だけど、もっとささやかな変化で日常はガラリと変わるもの。
ファブリックを額に入れて飾ってみる。
お気に入りのマグカップを使ってみる。
テーブルランナーを広げてみる。
モリスデザインを少し日常に取り入れるだけで、いつもよりちょっと特別でオシャレな時間が始まります。
さぁ、日々に豊かな彩りを添えて
モリスの花咲くインテリアを始めてみませんか♪
5年後も10年後も、もっと先まで。
色褪せることなく、あなたとあなたの家族の毎日を素敵にしてくれる。そんなアンティークをビクトリアンクラフトはお届けします。
現在、ビクトリアンクラフトではウィリアム・モリス フェア開催中です。
実店舗のある松本市の「松本市美術館」では、「アーツ・アンド・クラフツとデザイン ーウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまでー」を開催中です。
また、4月17日に上高地に通じる県道上高地公園線が開通していますので、ゴールデンウィークの予定が決まっていないようでしたら、松本と上高地に遊びに来てみませんか?
松本市美術館
企画展
「アーツ・アンド・クラフツとデザイン ーウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまでー」
期間:2023年4月15日(土) 〜 2023年6月4日(日)
開館時間:午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日:月曜日 ※ただし、5月1日は開館
松本市美術館のホームページはこちら
⇒https://matsumoto-artmuse.jp/exhibition/special/36886/
※オンラインショップに掲載されていないアイテムについては、当店までお気軽にお問い合わせください。
フリーダイヤル:0120-11-3592
掲載されたアンティークやヴィンテージのアイテムは、SOLDになった時点で同じものはございませんのでご了承ください。
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