Details 商品詳細

淡いペールグリーンに、繊細な植物のモチーフがすっと描かれた、COPELAND SPODE（コープランド・スポード）の「Olympus（オリンパス）」シリーズ。
こちらは、ティーカップ、ソーサー、プレートがセットになったトリオです。

柔らかくも洗練された色づかいと、流れるような筆致のデザインは、クラシカルな中にどこかモダンな雰囲気も感じさせてくれます。グリーンとブラック、そしてほんのりブルーが混じるような深みのある配色が、控えめながら印象的。上質な磁器ならではのなめらかな白地が、柄の美しさを引き立てています。
テーブルに飾って眺めるだけでも絵になる美しさですが、朝の光が差し込む窓辺やキャビネットの一角に置けば、空間に洗練された空気が生まれます。

長く大切に使いたくなる、そんな魅力が詰まった一客。日常の中にそっと上質な空気を添えてくれる、優美なトリオです。

サイズ/ 幅16x高さ8x奥行16(cm)
年　代/ 1950年代
材　質/ 陶器
メーカー/ メーカー：COPELAND SPODE（コープランド・スポード）

 

やわらかなミントグリーンに、草花を思わせる繊細な絵柄が、見ているだけで心が透き通ってきそうですね。
 

「トリオ」とは、ティーカップ、ソーサー、プレート（ケーキ皿）の3点セットのことを指します。
紅茶文化のある国では、ティータイムをより優雅に楽しむために用意されることが多く、アンティークの世界でも人気のあるアイテムです。

ディスプレイとしても、三つ揃うことで完成された美しさがあり、テーブルをより豊かに演出してくれますね。
 

3点を並べると、絵柄のリズムや色のバランスが際立ち、静かな存在感がテーブルを引き締めてくれます。

こちらは1セットずつの販売ですが、今回は５セット入荷いたしました。
 

カップ：幅11.5×高さ6×奥行9cm
ソーサー：幅14.5×高さ2×奥行14.5cm
プレート：幅16×高さ2×奥行16cm
 

ミントグリーンとブラックのコントラストが、当時のモダンデザインの流れを感じさせます。

レトロでありながら、どこか今のインテリアにもすっとなじむ雰囲気は、
ヴィンテージならではの不思議な魅力。北欧家具や木製キャビネットとも相性がよく、飾り棚に置くだけでスタイルのある空間が生まれます。
 

主張しすぎないやさしい色合いと、ワンポイントの植物模様が絶妙なバランスです。
 

手前の葉は、くるりと左へカーブしながら優雅な動きを見せ、奥の葉はそっと風に揺れているように右へとしなやかに伸びています。
静止しているのに、まるで風の通り道が感じられるような、動きのある繊細なデザインです。

線の太さやカーブの角度も計算され尽くしたようで、見るほどに引き込まれる魅力があります。
ほんのワンポイントの模様なのに、こんなにも印象に残るのは、この絶妙なバランスゆえかもしれません。
 

持ち手の部分に黒のワンポイントがほどこされているのが、このトリオのさりげない魅力です。
 

カップの裏面には、「COPELAND SPODE」のグリーンのバックスタンプが入っています。
 

こちらはソーサーです。
 

カケもなくキレイです。
 

ソーサーの裏にも、うっすらと刻印があります。
 

こちらはプレート（ケーキ皿）です。
プレートの中央に描かれたワンポイントのモチーフが、まるで静かな風にそよぐ草花のよう。
余白をたっぷりと取ったデザインだからこそ、ひと筆ひと筆の美しさが際立ちます。
まわりをぐるりと囲むミントグリーンの縁取りが、清潔感のあるやさしい印象を与えてくれますね。
 

【COPELAND SPODE（コープランド・スポード）】
スポード社は、1770年頃、ジョサイア・スポード（Josiah Spode）によってストーク＝オン＝トレントで創業されました。
創業初期から技術革新に積極的で、銅版転写によるアンダーグレイズ・ブルーや、後に広く普及するボーンチャイナの製法確立など、イギリス陶磁器の発展に大きな影響を与えたブランドです。

その経営は代々スポード家によって引き継がれていましたが、1833年にスポード家の経営が終了し、事業はコープランドに継承されました。

コープランドという社名の時代があっため、アンティークでは「COPELAND SPODE」の表記がみられます。
スポードの由緒とコープランド家の品質を受け継ぐ証として、現在でも高く評価されています。
 

【ご注意ください】
※アンティークやヴィンテージは1点ものです。SOLDになった時点で同じものはござませんので、予めご了承下さい。
※この商品は店頭でも同時に販売しておりますので、ご注文された時にすでに在庫がなくなっていることがあります。予めご了承ください。