コラム202107

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研ぎ澄まされた形 アーコールのヴィンテージ家具

正直言うと、初めてアーコールチェアを見たとき「この椅子の何がそんなに良いのかな?」なんて思っていました。

確かに見た目はシンプルでオシャレだけれど、「シンプルでオシャレ」な家具なら他にもたくさんあるはず。
わざわざアーコールチェアを選ぶ理由が当時の私には分からなかったのです。

コラム01   画像:No.371A アーコール・フルール・ド・リス・アームチェア

それからは、ことあるごとに眺めたり、触ったり、座ったり。

まず触れて驚くのが曲線の心地よさ。アームや座面など、体の形に添った曲線が体を柔らかく心地よく支えてくれるのです。
木の椅子なのに、座ったときに硬く感じないなんて、信じられますか?

さらに、背もたれやアームの滑らかな手触りも良い感じ。

この椅子を家に置いたら、毎日触って無垢材の温もりを感じながら、少しずつ艶が増したり深い色に変わっていく様子も楽しんで暮らせそうです。

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そして極めつけはやっぱりデザインでした。

何度も何度も眺めているうちに気が付いたのですが、アーコールチェアは、もともと使っている家具に合わせたときの佇まいが実に良いのです。

シンプルな形だからモダンな家具に良く似合うのだけど、意外にもクラシックなアンティークとも相性が良いので驚いちゃいました。

もともとアーコールチェアはイギリスの伝統的な椅子ウィンザーチェアの形を引き継いでいるんだとか。
ナルホド! だから今まで使っていたアンティーク家具ともオシャレにコーディネートできるんですね。

コラム03   画像 左:アンティーク・ホイールバックチェア   右:No.371 アーコール・フルール・ド・リス・チェア

オシャレな家具は数あれど、テイストを問わずお気に入りのインテリアと自在に調和する家具って、素敵だと思いませんか?

この研ぎ澄まされたデザインが、多くの人を夢中にさせてしまうアーコールの魅力なのですね。



そもそもアーコールって何かしら?

コラム04   画像 中央:アーコール・オーバル・ローテーブル   右:No.371 アーコール・フルールドリスチェア

アーコール「Ercol Furniture Ltd.」とはイギリスの老舗家具メーカーです。

1920年、イタリア生まれの家具デザイナー:ルシアン・エルコラーニによって、椅子産業が盛んだった工業都市ハイウィッカムに設立されました。
(現在はプリンシズ・リズバラに移転)

やがて第二次世界大戦が始まると、ロンドンはドイツ空軍の激しい爆撃を受けたこともあり、イギリスでは戦後にかけて住宅建築ラッシュが始まります。
そして新しい生活で使う家具の需要も高まったのです。

そんな中アーコールは独自の曲木技術を開発。
手作業中心だった家具製作を機械化し、大量生産を実現させて家具需要に応えました。

コラム05   画像 左上:No.369 ゴールドスミス・ウィンザー・チェア   右上:No.370 ウィンザー・ダイニング・チェア(フープバック・チェア)   左下:No.391 オールパーパス・ウィンザー・チェア(スティックバック・チェア)   右下:No.365 ウィンザー・クェーカー・チェア

ウィンザーチェアの面影を残しながらも、シンプルで美しい姿に生まれ変わった椅子は、今でもヴィンテージとして人気の高いアイテムです。

シンプルで洗練されたアーコールの家具はどれも高い品質を誇り、イギリスの小学校ではスタッキングチェアが採用されるなど、多くの人の暮らしに受け入れられました。

コラム06   画像:アーコール・スタッキングチェア(チャイルドチェア)

時は流れ2003年。
昔ながらのスタッキングチェアの復刻を契機にアーコールの家具の人気は再燃します。

時代とともに忘れ去られてしまったアーコール家具の魅力を掘り起こし、スタッキングチェアの復刻をアーコールに申し込んだのは、服飾デザイナーのマーガレットハウエル氏。
彼女がアーコール製品の良さを世に紹介したことで、ヴィンテージ家具の人気は現在も高まり続けています。



古くて新しいオールドコロニアルシリーズ

アーコールの家具は、好みに合わせて選べる多様なデザインが展開されました。
例えば同じチェアでも、テイストがガラリと変わるのが面白いところ。

コラム07   画像 右:No.375 アーコール・フェザーバック・チェア   右から2番目:アーコール・ダイニング・アームチェア

この「オールドコロニアル(Old Colonial)」シリーズは、イギリスによるアメリカ入植時代当時の家具スタイルを取り入れたシリーズです。

イギリス家具の伝統を大切にしながらも、アーコールらしい洗練された形になっていて、クラシックとモダンの融合した美しい家具なんですよ。

コラム08   画像 中央奥:No486/488 パネルド・キャノピー・トップ・ドレッサー(食器棚)   中央手前:No.155 レフェクトリー・テーブル
(ともにアーコール)

現在は廃版となってしまったオールドコロニアルシリーズですが、ビクトリアンクラフトでは様々なアイテムをご用意しております。

しっとりと落ち着いたダークカラーも素敵だから、アンティークやヴィンテージとのコーディネートも思いのまま。
シック&モダンなオールドコロニアルシリーズで、上質な大人スタイルを楽しんでみませんか♪



暮らしと心を満たすアーコール

野暮ったさを感じさせない脚の細さ、体に馴染むやわらかなカーブ、無垢材の温かな手触り、そして暮らしと心を満たす美しさ。

その研ぎ澄まされた形は、人間の体も、家具に使う素材の特性も全て知り尽くしてこそ。

コラム09   画像 左:No.881/3 アーコール・ヨーク・ミンスター・スリーシーター・セティ(3人掛けソファ)

新しいデザインの椅子を製品化するために、ルシアン氏は家具のフォルムや構造の研究開発を地道に続けていたのだそう。

全てが戦争へと巻き込まれていく時代に身を置きながらも、ひたむきに家具と向き合い、先人が守ってきた伝統を愛し、新しい時代の家具の形を追い求めた彼の情熱は今もデザインの中に宿ります。

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上質な家具から始まる「素敵な暮らし」は、きっと人生を豊かにしてくれる。

オシャレに暮らしましょう。
心地良く暮らしましょう。
アーコールの美しいヴィンテージなら、それが叶うはずだから。



5年後も10年後も、もっと先まで。

色褪せることなく、あなたとあなたの家族の毎日を素敵にしてくれる。
そんなアンティークをビクトリアンクラフトはお届けします。


以前、YouTubeでアーコールのアイテムをご紹介していますので、そちらも是非ご覧ください。



ご紹介したアーコールのアイテムはオンラインショップで販売中です。


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