質実剛健な、良い素材でがっちりと作られたカウンターなんですが、そのまま使うには・・・
今回はサイズ変更などもあり、かなりの大仕事でした。
■修理前の状態
元々はもっと長いカウンターだったようですが、置いてあった場所に合わせて片側が切断され、天板も適当に継ぎ足されていました。素材は良いものを使っていますので、きちんと直してやれば必ずかっこよく復活する・・はず 。


■塗装をはがします
インテリアに合わせ、全体を濃い色に塗り替えることになったため、全てのパネルの塗装を剥離します。細かいモール類は取り外し、折れないように気をつけながらゴシゴシ。
手間はかかりますが、良い仕上がりのためには労を惜しみません。

■構造体の追加
幅を延長するため、構造の追加をします。切断された部分に強度を保つように新材を付け足します。

■パネルの組み立て
正面のパネルは、破損した部分や隙間があいた部分がありました。全て分解し、破損の大きい部品は作り直し、改めて組みなおします。また、切断されていた側のパネルは、新たに作り直しました。

■構造体の追加
幅を延長するため、構造の追加をします。切断された部分に強度を保つように新材を付け足します。
■端面の処理
「ルーター」という機械を使い、天板の縁やパネルの角などを整形します。ギュイーンとすごい音がして、みるみるうちにきれいな面が出来上がります。

さまざまな形の「ビット」があり、仕上げたい形に合わせて使い分けます。時には10本以上の組み合わせをすることもあります。
■塗装
組みあがった各部品をサンディングし、オイルステインで着色します。今回、天板は水に強い「シッケンズ」という塗料で仕上げました。

■仕上がり
追加された部分も自然な仕上がりを見せ、まるで最初からのように見えます。使い方、置く場所に合わせてサイズや構造を変更できるのも、上質な素材で堅実に作られた家具だからできることだと思います。
用途に合った家具が見つからないとお悩みの方、ぜひご相談ください。











